神戸製鋼、三菱マテリアルに続き

東レでも子会社で品質データ改ざんが発覚しました。

 

一体日本の製造業はどうなってしまったのか?

 

というよりも今回の東レ子会社も約10年前からデータ改ざんしていたので

以前から信用ならなかったのかもしれませんが、、、

 

そもそも今回のデータ改ざんの対象商品は何なのでしょうか?

私たちの生活に直結するものでないかが心配です。

 

会見では2008年4月から昨年7月にかけて

取引先13社に対し、タイヤ補強材等計149件の

データの改ざんがあったと公表しています。

 

どんな商品で、どのようなところで使われているのでしょうか?

リコールにでもなれば、どうなるのかも気になりますね。

 

記事をご覧になっていただきありがとうございます。

今回の記事では

・東レ子会社が品質データ改ざん!対象商品は何でどこで使われてる?

・品質データ改ざんで大規模リコールはある?

・東レはどんな会社?経団連会長はどうなる?

といった内容をご紹介します。

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東レ子会社が品質データ改ざん!対象商品は何でどこで使われてる?

画像引用元:Yahooニュース

今回品質データの改ざんを行ったのは東レの子会社である

東レハイブリッドコードです。

顧客側の要求品質に満たない商品を顧客側の了承を得ずに

不正にデータを改ざんして納品していました。

2008年4月から2016年7月にわたり、

対象となる出荷先企業は14社にのぼっています。

どのような商品が対象となるのか確認してみました。

タイヤコード

タイヤコードとは、タイヤの形状を保持するための補強材です。主に、ポリエステル、ナイロン、アラミド、レーヨンなどを使用しています。

タイヤコードの剛性が高いと、車の操縦安定性が良くなります。低いと車の乗り心地が良くなります。当社では相反する2つの要求事項を満足させるためにお客様の要求に合わせたタイヤコードの開発・生産・販売しています。さらに、当社はタイヤコードの重要特性であるゴムとの接着に優れた接着剤を多数保有しておりお客様の要求に応える事ができます。撚糸・製織・接着加工一貫で生産できるのは、日本では当社だけです。

引用:東レハイブリッドコードHPより

タイヤコードですが、下記画像のカーカス部分に該当します。

タイヤコード

画像引用元:ブリヂストンHP

タイヤの形状を維持するための補強材ですね。

上述の引用文にもあるように車の乗り心地に直結する素材のようですね。

 

東レハイブリッドコードは自ら技術力の高さを強調していますが、

データ偽装がなされていたとあっては残念でなりません。

 

なお、東レハイブリッドコードの

主要取引先は横浜ゴム、東洋ゴム、ブリヂストンなど大手ゴムメーカーです。

 

そのため多くの自動車に

東レハイブリッドコード製のタイヤコードが使われているはずです。

 

品質データ改ざんで大規模リコールはある?

東レ日覚社長

画像引用元:毎日新聞web

今回のデータ改ざんですが、会見で東レの日覚社長は、

「THCの改ざん後のデータは、規格値からわずかしか離れておらず、不正のない製品と実質的な差はない」

と言っています。

わずかと言ってもデーターを改ざんしているので

どれくらい影響があるのか気になってしまいますよね。

 

ただ、今回のデータ改ざんに関しては大規模なリコールにはならなそうです。

13社中11社の取引先へ事実を説明しているようですが、

安全上問題が無いとの回答を得ているとのことです。

 

なんだかあっさりとしている気もしますが、

背景には素材メーカーに対する品質要求基準の高さが

影響しているかもしれません。

 

日本は素材メーカーに対して品質要求基準が高い?

日本の製造現場において慣習として

品質に対してバッファを持って要求するということがあるようです。

 

今回のタイヤコードに関して、

簡略的に商品の流れを考えてみます。

 

[発注の流れ]

①最終利用メーカーである自動車メーカー

↓発注

②自動車メーカーから発注を受けてタイヤを製造するタイヤメーカー

↓発注

③タイヤを作るための素材を製造する素材メーカー

 

と言ったように発注がなされています。

 

その発注の際にそもそもこれぐらい必要という

品質基準よりバッファを持った、

高い品質基準で発注をかけているようなのです。

 

例えてみると

①で自動車メーカーは本来50点で良いものを

タイヤメーカーには100点の品質で要求する。

 

②でタイヤメーカーは100点ではなく

200点の品質で素材メーカーに要求する。

 

と言ったイメージになっています。

 

しかも問題なのは、

このようにバッファを持った品質要求をしていることを

業界全体で承知していて、

なあなあな関係になってしまっていると言われているのです。

 

ですので、品質に対して

「少しくらい顧客からの要求基準を満たしてなくてもいいだろう」

と言った油断や気の緩みが出てしまっているのかもしれません。

 

確かに本来50点で問題無いのに

200点を要求されていたら180点でもいいじゃないか

と思ってしまうのが心情かもしれませんね。

 

ただ、こう言った慣習は日本企業独特のものでもあるため

世界基準で考えると顧客の要求・契約に背いたと取られてしまい

信頼ダウンは避けられないとも思います。

 

実際どのように品質に対する要求がなされているか

わからないところもありますが、

このような構造だった場合なかなか不正はなくならないかもしれませんね。

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東レはどんな会社?経団連会長はどうなる?

経団連 榊原定征会長

画像引用元:文藝春秋

東レは1926年に設立された日本を代表する素材メーカーです。

三井物産の出資を受けて設立されているため三井グループにも属しています。

 

売上高は2兆円を超えています。

元社長の榊原定征氏は現在経団連の会長を務めています。

 

榊原定征氏は、三菱マテリアル子会社の検査データ改ざんなどに対して

「日本の製造業の信頼をもう一度立て直すため、自社の体制を改めてチェックし直す必要がある」

と言われていましたが、まさかご自身が社長だった会社の子会社でも

データ改ざんがあったなんて、悪い冗談ですよね。

 

約10年前からなので、榊原会長が社長時代も

データ改ざんがなされていたことになります。

 

場合によっては今後責任問題に発展するかもしれませんね。

 

最後に

神戸製鋼、三菱マテリアルと続き

東レでも品質データ改ざんが発覚してしまいかなりショックですよね。

ただ、この3社はいずれも共通して素材メーカーです。

 

同じような課題があるような気がしてならないです。

今回の件でしっかりと原因を究明して不正を働かなくてもいいような

対策をとって欲しいと思います。

 

今回ご紹介したかった内容は以上となります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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